2010年09月11日
ベイトエギングタックル考
前記事、ベイトエギング考の続きです。
ベイトエギングタックルのまとめ記事です。
<ベイトロッド>
現在、ベイトエギング専用ロッドはダイワさんからしか出ていません。
(ダイワ発案なので当然なんですが)
他メーカーからもエギング用のベイトロッドが発売されていますが、
ボート用のショートロッドなので岸からは釣りには不向きです。
代用するのであれば、ML~Mクラスのベイトロッド。
ロッドが短い、PEラインが絡みにくいLDB系のガイドではないので
ティップにPEラインが絡みやすいなどの欠点がありますがそれなりには使えるかと思います。

ダイワ(Daiwa) ソルティスト STX-EG792MLB-SV
標準全長:2.36m
標準自重:110g
PEライン:0.6~1.5号
エギサイズ:2.5~3.5号

ダイワ(Daiwa) NEW ソルティスト ST-84MB (エメラルダス)
標準全長:2.54m
標準自重:110g
PEライン:0.6~1.5号
エギサイズ:2.5~3.5号
<ベイトリール>
PEライン専用設計のベイトリールの使用がライントラブル上望ましいですが、
通常のものでも十分に使用できます。
PE用ベイトリールと通常のベイトリールの大きな違いはレベルワインドの速さ。
ノーマルのベイトリールを基準とすると、PE用はレベルワインドが速いです。
ノーマルタイプのベイトリールを使用する場合は、
・PEラインの太さ
・フルキャストは控える(しない)
という2点に気をつければ問題なく使えます。

ダイワ(Daiwa) TD ジリオン PEスペシャル 100HL
標準自重:220g
ギヤー比:6.3
巻き取り長さ:71cm
標準糸巻量:PE 0.8号-220m、1号-200m

ダイワ(Daiwa) アグレストPEスペシャル 100HL
標準自重:240g
ギヤー比:6.3
巻き取り長さ:71cm
標準糸巻量:PE 0.8号-220m、1号-200m
◆共通仕様
・PEラインをより快適に使うことができるシャロー&ナローPE対応スプール
・巻糸面でのPEライン同士の食い込みを減少させるハイスピードレベルワインド
・キャスト時のライン放出を助けるラインガード&ライン整流ピラー
<PEライン>
1号~1.5号くらいのエギングとしては比較的太めのラインから始めるのがトラブルも少なく無難です。
1号以下になるとライン同士が食い込みやすく、かえって飛距離が落ち、
トラブルも多くなってきますので使用するのであればある程度使い慣れてからが良いかと思います。
また、ベイトリールはスピニングリールほどドラグが滑らかに出ないので
太目のほうが強いシャクリや合わせを入れた時にラインが切れるといった心配が少なくなります。
PEは伸びはほとんどない分、瞬間的な強い負荷には弱いです。

ダイワ(Daiwa) ベイト&キャスティングPE
ベイトリールでのキャスティングに最適なPEライン
特殊ハードコーティングでモノフィラ感覚の使用感
糸形状を工夫し、ラインとラインの食い込みのトラブル激減
比重:0.98
10m×5色マーキング
150m巻き
ブログランキングに参加しています。
この記事が参考になったという方はぜひクリックをお願いしますm(_ _)m

↑エギング情報満載
<参考サイト>
・DAIWA : BAIT PE EGING 思いっきり、ベイトにこだわる。
・DAIWA FISHING MOVIE 釣れる!ベイトエギングのススメ(爆音注意)
注)この記事は随時更新していきます。
ベイトエギングタックルのまとめ記事です。
<ベイトロッド>
現在、ベイトエギング専用ロッドはダイワさんからしか出ていません。
(ダイワ発案なので当然なんですが)
他メーカーからもエギング用のベイトロッドが発売されていますが、
ボート用のショートロッドなので岸からは釣りには不向きです。
代用するのであれば、ML~Mクラスのベイトロッド。
ロッドが短い、PEラインが絡みにくいLDB系のガイドではないので
ティップにPEラインが絡みやすいなどの欠点がありますがそれなりには使えるかと思います。

ダイワ(Daiwa) ソルティスト STX-EG792MLB-SV
標準全長:2.36m
標準自重:110g
PEライン:0.6~1.5号
エギサイズ:2.5~3.5号

ダイワ(Daiwa) NEW ソルティスト ST-84MB (エメラルダス)
標準全長:2.54m
標準自重:110g
PEライン:0.6~1.5号
エギサイズ:2.5~3.5号
<ベイトリール>
PEライン専用設計のベイトリールの使用がライントラブル上望ましいですが、
通常のものでも十分に使用できます。
PE用ベイトリールと通常のベイトリールの大きな違いはレベルワインドの速さ。
ノーマルのベイトリールを基準とすると、PE用はレベルワインドが速いです。
ノーマルタイプのベイトリールを使用する場合は、
・PEラインの太さ
・フルキャストは控える(しない)
という2点に気をつければ問題なく使えます。

ダイワ(Daiwa) TD ジリオン PEスペシャル 100HL
標準自重:220g
ギヤー比:6.3
巻き取り長さ:71cm
標準糸巻量:PE 0.8号-220m、1号-200m

ダイワ(Daiwa) アグレストPEスペシャル 100HL
標準自重:240g
ギヤー比:6.3
巻き取り長さ:71cm
標準糸巻量:PE 0.8号-220m、1号-200m
◆共通仕様
・PEラインをより快適に使うことができるシャロー&ナローPE対応スプール
・巻糸面でのPEライン同士の食い込みを減少させるハイスピードレベルワインド
・キャスト時のライン放出を助けるラインガード&ライン整流ピラー
<PEライン>
1号~1.5号くらいのエギングとしては比較的太めのラインから始めるのがトラブルも少なく無難です。
1号以下になるとライン同士が食い込みやすく、かえって飛距離が落ち、
トラブルも多くなってきますので使用するのであればある程度使い慣れてからが良いかと思います。
また、ベイトリールはスピニングリールほどドラグが滑らかに出ないので
太目のほうが強いシャクリや合わせを入れた時にラインが切れるといった心配が少なくなります。
PEは伸びはほとんどない分、瞬間的な強い負荷には弱いです。

ダイワ(Daiwa) ベイト&キャスティングPE
ベイトリールでのキャスティングに最適なPEライン
特殊ハードコーティングでモノフィラ感覚の使用感
糸形状を工夫し、ラインとラインの食い込みのトラブル激減
比重:0.98
10m×5色マーキング
150m巻き
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<参考サイト>
・DAIWA : BAIT PE EGING 思いっきり、ベイトにこだわる。
・DAIWA FISHING MOVIE 釣れる!ベイトエギングのススメ(爆音注意)
注)この記事は随時更新していきます。
2010年09月10日
ベイトエギング考
ダイワさんが提唱し、最近話題のベイトエギング
実際に試し、自分なりに使用感をまとめてみました。
8月下旬~9月上旬の新子サイズで試したのみで使用回数は3回程ですので
あまり参考にならないかも知れません。
使用タックルは以下の通り、ベイトリール以外はほぼエギング専用タックルです。
<使用タックル>
ロッド : ダイワ/インフィート エクストリーム EG79MLB
リール : ダイワ/アルファス Rエディション 103L
ライン : ユニチカ/エギング スーパーPEⅡ 0.8号
リーダー : クレハ/シーガー バトルエギリーダー 1.7号
エギ : ヤマシタ/エギ王Q 2.5号 3号
まず、ダイワさんのHPを見ると、
ベイトエギングのメリット、デメリットはざっとこんな感じになっています。
<メリット>
・正確でスピーディーなキャスティング
・微妙なラインコントロール
・ダイレクトに伝わる感度
<デメリット>
・飛距離
・バックラッシュ
詳しくは、「DAIWA : BAIT PE EGING 思いっきり、ベイトにこだわる。」をご覧下さい。
<実際の使用感>
◆キャスト
飛距離は当然スピニングに劣ります。
フルキャストした際のスピニングと比べ、飛んで8割程度といったところでしょうか。
エギ自体が失速しやすくベイトタックルに向いたものではない気がします。
続いて手返し
ラインを指に掛ける→もう一方の手でベールを起こすといった動作を必要としないため、
素早くキャストができますが
キャストから回収までの動作が長いエギングではさほどメリットには感じません。
キャスト精度に関しては、エギングにおいてはそこまでシビアなキャスト精度は必要ないと思います。
際ギリギリを狙うといったシチュエーションは
◆フォール・ラインコントロール
使用するエギの号数、メカニカルブレーキの締め具合によりますが、
ある程度自分でラインを送り出してやらないとなかなかラインが出て行きません。
スピニングではスプールからラインがほとんど抵抗なく出て行きますが、
ベイトではスプールを回す力が少なからず必要とされるため、
エギのようにゆっくりと沈むようなものだと尚更ラインが出て行きづらく、
常に微妙にテンションが掛かった状態になっています。
これは風や潮などで必要以上にラインが出て行くことの防止にもなりますので
一概にデメリットとは言えないです。
◆感度
スピニングリールがローターを介してラインがスプールに巻かれるのに対し、
ベイトリールではラインがスプールに一直線に巻かれるため、感度がダイレクトに伝わります。
今回試したのが初夏の新子相手だったので、特に感度の恩恵を得ることはできませんでしたが、
ボトムを攻めることが多い春の親イカシーズンや、
ボートでのバーチカルな釣りには良いかもしれません。
◆シャクリ
個人差があると思いますのでなんとも言えませんが、特にシャクリにくいとは感じませんでした。
ただ、ハンドルを巻きながらシャクるという動作はやりにくく、細かいシャクリには不向きです。
通常の二段シャクリなどは普通に行えます。
◆バックラッシュ
PEライン使用時におけるベイトリールにつきもののバックラッシュですが、
普段から使い慣れている方であればさほどバックラッシュすることはないと思います。
PEラインはしなやかな分、巻き癖が付かないため、バックラッシュ自体はあまり起こりません。
個人的には、巻き癖のつきやすいフロロより断然使いやすいです。
ただ、PEラインの細さによるところがあり、
エギングでスタンダードな0.8号クラスの細いラインだとスプールに食い込み、トラブルが起こりやすいです。
特に遠投しようとフルキャストすると高切れしやすいです。
(実際にフルキャストしようとして2回高切れしました…
)
ちなみにバックラッシュを直す方法として、
ナイロン、フロロ使用時のようにスプールを抑えてハンドルを回すといった方法はPEではできません。
万が一バックラッシュしてしまった場合は、
結びコブができないよう針などを使い慎重にラインを出していき直しましょう。
以上、色々と書きましたが、
正直、ショアからの釣りではベイトタックルのメリットを活かせているような気はしませんでした。
むしろデメリットばかりが目立ち、使い心地は悪いです。
ベイトエギングは、あくまで「ベイトタックルでもできなくはないですよ」程度なものです。
続き⇒ベイトエギングタックル考
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<参考サイト>
・DAIWA : BAIT PE EGING 思いっきり、ベイトにこだわる。
・DAIWA FISHING MOVIE 釣れる!ベイトエギングのススメ(爆音注意)
・Wikipedia エギング
注)この記事は随時更新していきます。

実際に試し、自分なりに使用感をまとめてみました。
8月下旬~9月上旬の新子サイズで試したのみで使用回数は3回程ですので
あまり参考にならないかも知れません。
使用タックルは以下の通り、ベイトリール以外はほぼエギング専用タックルです。
<使用タックル>
ロッド : ダイワ/インフィート エクストリーム EG79MLB
リール : ダイワ/アルファス Rエディション 103L
ライン : ユニチカ/エギング スーパーPEⅡ 0.8号
リーダー : クレハ/シーガー バトルエギリーダー 1.7号
エギ : ヤマシタ/エギ王Q 2.5号 3号
まず、ダイワさんのHPを見ると、
ベイトエギングのメリット、デメリットはざっとこんな感じになっています。
<メリット>
・正確でスピーディーなキャスティング
・微妙なラインコントロール
・ダイレクトに伝わる感度
<デメリット>
・飛距離
・バックラッシュ
詳しくは、「DAIWA : BAIT PE EGING 思いっきり、ベイトにこだわる。」をご覧下さい。
<実際の使用感>
◆キャスト
飛距離は当然スピニングに劣ります。
フルキャストした際のスピニングと比べ、飛んで8割程度といったところでしょうか。
エギ自体が失速しやすくベイトタックルに向いたものではない気がします。
続いて手返し
ラインを指に掛ける→もう一方の手でベールを起こすといった動作を必要としないため、
素早くキャストができますが
キャストから回収までの動作が長いエギングではさほどメリットには感じません。
キャスト精度に関しては、エギングにおいてはそこまでシビアなキャスト精度は必要ないと思います。
際ギリギリを狙うといったシチュエーションは
◆フォール・ラインコントロール
使用するエギの号数、メカニカルブレーキの締め具合によりますが、
ある程度自分でラインを送り出してやらないとなかなかラインが出て行きません。
スピニングではスプールからラインがほとんど抵抗なく出て行きますが、
ベイトではスプールを回す力が少なからず必要とされるため、
エギのようにゆっくりと沈むようなものだと尚更ラインが出て行きづらく、
常に微妙にテンションが掛かった状態になっています。
これは風や潮などで必要以上にラインが出て行くことの防止にもなりますので
一概にデメリットとは言えないです。
◆感度
スピニングリールがローターを介してラインがスプールに巻かれるのに対し、
ベイトリールではラインがスプールに一直線に巻かれるため、感度がダイレクトに伝わります。
今回試したのが初夏の新子相手だったので、特に感度の恩恵を得ることはできませんでしたが、
ボトムを攻めることが多い春の親イカシーズンや、
ボートでのバーチカルな釣りには良いかもしれません。
◆シャクリ
個人差があると思いますのでなんとも言えませんが、特にシャクリにくいとは感じませんでした。
ただ、ハンドルを巻きながらシャクるという動作はやりにくく、細かいシャクリには不向きです。
通常の二段シャクリなどは普通に行えます。
◆バックラッシュ
PEライン使用時におけるベイトリールにつきもののバックラッシュですが、
普段から使い慣れている方であればさほどバックラッシュすることはないと思います。
PEラインはしなやかな分、巻き癖が付かないため、バックラッシュ自体はあまり起こりません。
個人的には、巻き癖のつきやすいフロロより断然使いやすいです。
ただ、PEラインの細さによるところがあり、
エギングでスタンダードな0.8号クラスの細いラインだとスプールに食い込み、トラブルが起こりやすいです。
特に遠投しようとフルキャストすると高切れしやすいです。
(実際にフルキャストしようとして2回高切れしました…

ちなみにバックラッシュを直す方法として、
ナイロン、フロロ使用時のようにスプールを抑えてハンドルを回すといった方法はPEではできません。
万が一バックラッシュしてしまった場合は、
結びコブができないよう針などを使い慎重にラインを出していき直しましょう。
以上、色々と書きましたが、
正直、ショアからの釣りではベイトタックルのメリットを活かせているような気はしませんでした。
むしろデメリットばかりが目立ち、使い心地は悪いです。
ベイトエギングは、あくまで「ベイトタックルでもできなくはないですよ」程度なものです。
続き⇒ベイトエギングタックル考
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↑エギング情報満載
<参考サイト>
・DAIWA : BAIT PE EGING 思いっきり、ベイトにこだわる。
・DAIWA FISHING MOVIE 釣れる!ベイトエギングのススメ(爆音注意)
・Wikipedia エギング
注)この記事は随時更新していきます。